Rubino

2013

Rubino 2013

Rosso Toscano IGT

 

当農園でいちばんの伝統を受け継ぐワイン。初めて製造されたのは1980年代にさかのぼりますが、サンジョヴェーゼをメインに、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、プチ・ヴェルドーの畑からの精選のブレンドが生んだ成果です。ルビーノは、単にベーシックワインと呼ぶにはやや不足が残る、この表現力を引き出すためのひたむきな研究が実を結んだ作品です。

品種

Sangiovese, Cabernet, Merlot, Petit Verdot

気候と作柄

サンジョヴェーゼ・ハウス、サンジョヴェーゼ-湖(Sangiovese Lago)、サンジョヴェーゼVignalunga、カベルネ -ストラーダ、メルロー・ハウス、プチ・ベルドー-サドルバック。それが、当園の畑のうち海抜の低い低地にあって、粘土質または砂や小石による構造部も混ざった混合土質から形成される、よりほぐれた土質のものです。このようなブドウ園では、よりフレッシュ感にあふれる表現が生み出され、ストラクチャは出せませんが優れた品格が生まれます。

生産高は年ごとの作柄によっても異なりますが、一株当たり最高でも1 kgです。

ワイン醸造と精留

選別台で丹念なブドウの選別作業が行われたあと、ステンレス槽の温度を日ごと徐々に上げながら時間をかけて発酵が行われます。

まず皮ごと10日間浸漬され、それからマストを機械に送り込み小枝や皮などのカスをていねいに排出する作業を行います。ここでできた液体の50%は、木樽に入れて2~3回のサイクルで6か月間精留し、残りの50%はステンレスの大樽で精留します。

試飲会メモ

執筆: アドリアーノ・アザリ氏(フィレンツェのアザリディストリビューションのオーナーで古くから当園の事業協力者)
ルビーノは、その名の通りの生き生きした色とはっきりしたキャラクターを持つ。まず鼻先に触れるのは熟れたサクランボウ、やがてバルサム系とウッディ系のノートへと移ろい、ラストにダークチョコレートのニュアンスを残す。口当たりはやわらかでフレッシュ。タンニン構成が程よく巧みなバランスを保ち、いろんなフルーティノートに割り込んでくることがない。どんなTPOにも卒なく対応できる、優れものワイン。