Tuscanio bianco

2014

Tuscanio Bianco 2014

Toscana Vermentino IGT

 

トゥスカーニョビアンコは、純ヴェルメンティーノで地中海的な個性を表現したワイン。ブドウ果実とストラクチャを融合一体化させることでこの地域のポテンシャルを最大限にアピールします。フルボディの味わいは、沿岸にあるという地域性の表れとも言えます。これは、海からの潮風が夜の間気温の較差を引き起こし、それがひときわの香りを引き出すからです。

品種

Vermentino

気候と作柄

2013~2014年の冬は、温暖でしたが雨がちでした。2014年の夏は、湿度がかなりあってさほど暑くなりませんでした。丘陵のブドウ畑は、ミネラルと粘土質を含む砂や小石による構造部が充実していて、大量の雨水も無理なく排水できたため、この年にありがちだった作物の成長障害にも遭わずに済みました。8月半ばにはよく夕立が来て、特に夜間を中心に急に冷え込んでくることが多かったため、それがブドウの成熟と香り成分の発達を助長し、さわやかで快活な酸味が保たれました。8月、現に当園のヴェルメンティーノは朝方12°C~15 °Cという特別さわやかな気候に恵まれました。しかし、同じブドウ畑でも房の生育状況がすべて均等ではなかったため、三段階に分けて収穫しなければなりませんでした。こうして、ようやく収穫を終えたのは、この畑では史上最も遅い9月22日になりました。

ブドウ園

ヴェルメンティーノ・ピノ、ヴェルメンティーノ-ストラーダ、ヴェルメンティーノ・ハウス。それが、それぞれタイプが異なる畑三面です。ヴェルメンティーノ・ハウスは粘土質、一方ヴェルメンティーノ-ストラーダは粘土質に砂や小石による構造部も混ざった混合土質、ヴェルメンティーノ・ピノはミネラルが豊富で鉄分を多く含む赤みがかった砂や小石による構造部による土質を持ちます。

ワイン醸造と精留

収穫は手作業です。ブドウの房は朝いちばんで容量15 kgの木箱に摘み取られたあと、香りの特性が損なわれないようにすぐにセラーに入庫され冷やされます。そのあと、房の形が丸々きれいに残っているものだけが入念に選別され、抗酸化用の保護に細心の注意をもって優しく圧搾されます。アルコール発酵は、温度制御下で最初13°Cから最高21°Cになるまで行われます。熟成は、樽の底にたまった澱を棒で撹拌するバトナージュを一定期間ごとに行いながら延長6か月で仕上げます。

試飲会メモ

コリエーレ・ヴィニコロ誌 – ワイン・メリディアン誌
WSETディプロマCWW – FIJEV(国際ワイン&スピリッツ・ジャーナリスト&ライター協会)会員
1999年設立トスカーナ州豪華ワインツアーFuflunsのオーナー、フィリッポ・マニャーニ氏
このワインは、新鮮な果実の香りにあふれていて、口当たりがとても良い。その反面清涼感もあって口直しとしても、例えばアペリティフやハウスワインにも向いている。
色みは麦わら色に緑がかった反射がある。
快活で芳醇な香り。鼻先に生クリーム、レモン風味のカスタードクリーム、南国の果実、それにハチミツが香る。
口中では新鮮な洋ナシと柑橘系の心地よい味わいにレモンピール、生クリームのニュアンス。
ぜひとも今すぐ、2016年までに味わっておきたい一品。